SSブログ

早慶戦 [大学ラグビー]

11月23日…世間は新穀の感謝を捧げるニイナメの日ですが、オイラにとってはいわずもがなラグビー早慶戦の日。ここ4年間(というか全史でみればほとんど)KEIOが劣勢なわけですが、それでもやはり秩父宮に行かないわけにはいかないのです。

今回はバックスタンドの上段の席だったのでグランドが広く見渡せます。左隣はカップルが2組、右は1人で観戦するオッサン、前列は5~6人のオッサン連中、後列はそれよりやや年配のオッサンたち…すべてWASEDAサイドです^^;

NHKの放送が2時からのため、レフリーの下井さんの登場はやや遅れて、5分にキックオフ。

初めの20分まではノースコア。その直後に不用意なキックをチャージされ、トライを奪われます。しかしFL青貫主将のトライと、後半終了間際のPKの速攻からWTB山田に廻してトライ。なんと前半は14-8とリードして折り返します。

が、しかし、後半開始直後CTB今村のトライを皮切りに、FB五郎丸、FH曽我部、SH矢富がトライ。KEIOもインゴールへのキックをWTB山田が抑え、さらにはモールからFL青貫がトライを返しますが、後半息を吹き返したWASEDAを止めることはできずに41-26でノーサイド。

前半はKEIOのタックルがよく、WASEDAを封じ込めていましたが、後半のタックルが甘くなったところをたびたび大きくゲインされてトライに持って行かれました。そのあたり、WASEDAはきちんと修正をして後半に望み、一方KEIOは最後までとくにセットプレイを修正できませんでした。なかでも空中戦は完敗。帝京戦、明治戦は後半修正できたのですが、やはりWASEDAはそのあたりでも上を行っていたといういことでしょうか。
一方、WASEDAはFWがやや弱くなりました(去年が強すぎ)。FWは明治の方が上。今年の早明戦はきっと見応えのある試合になるでしょう。

WASEDAの選手たちはスピード、パワーだけでなく、タックルされても倒れないボディバランスのよさがありました。やはりジャパンクラスの選手は違う。WTB山田はその点でやや物足りない。スピードとパワーはかなりのモノがありますが、そういったうまさを持てばもっとすごいことになるのでは。

最終的には15点差をつけられましたが、それなりに見応えのある試合でした。対抗戦3位になれば選手権の2回戦であたる確率は大。楽しみです。


nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 2

コメント 3

ICKW1967

今年も慶応のファイトは素晴らしかったですね。前半を終わってもしやと思いましたが・・・。後半も前半のタックルが出来ていればと思うと残念です。それとラインナウトがちょっと悪すぎましたね。
対抗戦3位になると。同志社が大体大に負けると初戦で当たりますね~。今年の同志社には可能性は無さそうですね~。慶応と当たらないよう大体大に勝つ事を祈るばかりです。
by ICKW1967 (2006-11-24 22:42) 

shetlandislander

明治が早明戦に勝つと、かなり順位がひっくり返るんですよね。1明治、2早稲田、3帝京、4慶応だったような。そろそろ選手権の組み合わせを意識しますけど負けて「いい」順位にはなってはほしくないものです^^;
選手権のチケットもそろそろ買いに行かないとなあ。
by shetlandislander (2006-11-25 21:52) 

サファイヤ

今年の慶應は、去年より強くなってますね。去年の早慶は痛すぎでしたが。結果は負けでしたが、見応えありました。山田は素早く相手の意表をつき左隅にトライしてました。あれは、いいトライでしたよ。後半は、早稲田の五郎丸、曽我部、矢富と個人の上手さにやられました。残念だわ。
明治もFWが復活してきて、大学もだんだん面白くなってきましたね。
by サファイヤ (2006-11-26 19:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。