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キャサリン・ジェンキンス [よしなしごと]

ちまたでは“千の風に吹かれて”が流行っておりますが、そのUKバージョン"Don't Stand On My Grave And Weep"を歌っているのがキャサリン・ジェンキンス。

キャサリン・ジェンキンスはウェールズ出身。メゾ・ソプラノを奏でるオペラ歌手でウェールズの歌姫と呼ばれています。

古くはイアン・ラッシュ、最近ではライアン・ギグス(彼の父ダニー・ウィルソンは有名なラグビー・リーグのプレイヤー)、クレイグ・ベラミーなどのフットボーラーが名をはせていますが、やはりウェールズといえばラグビー。ヨーロッパの主立った国(nation)で唯一ラグビーを国技にしているところなのであります。
そしてキャサリン・ジェンキンスはラグビーファンにはもうおなじみ。ウェールズ代表のホームゲームではウェールズ国歌"Hen Wlad Fy Nhadau(Land of My Fathers)"を歌うあの人です。
 

その歌声は、先日のシックスネイションズでも"God Save the Queen"を圧倒する美しい歌声をミレニアムスタジアムに響き渡らせていました。

ホームユニオンの歌"The Power of Four"を最初に歌ったのも彼女です。この歌は4年に1度ホームユニオン4カ国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド)の代表によって結成される、ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズの試合前に演奏される曲です。

その歌声と美貌にひかれてアルバム"Living A Dream"を買い、聞き入っています。


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シックスネイションズ・ラグビー [Rugby]


シックスネイションズは、3勝1敗でフランス、アイルランド、イングランドが並んで最終節を迎えた。勝敗で並んだ場合(ポイントは勝ち2点、引き分け1点、ボーナスポイントはない)、得失点差で順位が決まるため、事実上フランスとアイルランドがそれぞれ何点差つけて勝つかに優勝の行方はかかっていた。

アイルランドはイタリアのFWに苦しめられたものの、第3列の運動量とスピードのあるBKをいかしてイタリアDFを粉砕、8トライの猛攻で51-24で勝利。しかし勝利の瞬間もアイルランドに笑みは全くなかった。というのも、ロスタイムに入ってからさらに点差をつけるべく攻撃を続けたのが裏目に出て逆にイタリアに最後の最後トライを奪われてしまったからだ。また、オガーラのプレイスキックが不調で4つのコンバージョンを外したこともアイルランドには痛かった。結果的にはこの2つが優勝の行方を大きく左右してしまった…。

アイルランドが27点差で勝利したことにより、フランスが優勝するためにはスコットランドに24点差以上つけて勝利することが条件となった。

スコットランドは前半7分、ゴール前のキックパスをウォーカーが競り合いながらもキャッチしてそのままトライ(コンバージョン)、さい先よく7-0とした。その後フランスは2トライ(2コンバージョン)と2PKで7-20とするも、前半終了間際、ラモントがPKからの速攻でトライ、14-20で前半を終える。
なんとしても点差をつけたいフランスは後半も猛攻を仕掛け、2トライ(1コンバージョン)を奪って18点差をつける。さらにフランスの猛攻、ここでラモントが痛恨のシンビン!その直後にトライを奪われついに25点差。しかしスコットランドもここからなんとか持ち直し、76分ゴール前で展開したボールをLOマレイが意地のトライ!これでフランスは、残り3分でトライをとらなければ優勝の可能性がなくなる窮地に。ロスタイム、フランスFWがゴール前の密集からボールを持ち込みトライか!?まさのそのときなんと衛星放送が不通に!!オイオイ…。映像が戻ったときにはビデオレフリーの結果、トライが認められたのでした。
そもそもこの試合、フランスは点差をつけるために速いテンポで攻撃を仕掛けてくるのはわかっていた。スコットランドはフランスのペースに乗せられることく、スローな展開に持っていくべきだった。しかも開始早々にトライ(コンバージョン)を奪っただけになおさら。後半にはいってもPKからの速攻がしばしば見られたが、確実にタッチに出して切りながら試合を進めるべきだったはず。現状の力で点の取り合いはフランスに分がある。スコットランドはディフェンスで踏ん張り、ロースコアの展開にする以外に勝機は無かった。フランスを焦らすことができればフレンチ・フレアは悪い方へ傾き勝手にコケてくれただろう。まあ、それができるようなら最下位には沈まなかったわけですが…。

これでフランスが2年連続優勝、アイルランドは得失点差で涙をのんだものの2年連続トリプルクラウン。
かつてのような、いざ試合のふたを開けてみないとわからない“フランスらしさ”はかなり減ったものの、今回もイングランド戦でポカをやり、スコットランド戦でも最後にトライを奪われ最後の最後にひっくり返すというハラハラさせる“フランスらしさ”で演出し、優勝を飾ったのでした。
アイルランドは、フランス戦とイタリア戦に最後にトライを奪われたことが優勝を逃した大きな要因。1985年以来の優勝にはまたしてもあと一歩届かなかった。今日はセント・パトリックスデー、優勝して花を添えたかった。


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SUPER14 week7 Reds v. Western Force [Rugby]

week7は西の波風とのオージーダービー。

v.

しかし
マッチレポートの見出しがすべてを語っています。

"Force blows rubbish Reds away"(フォースががらくたのようなレッズを一蹴)

orz

"As for the Reds, the word rubbish probably best describes what they dished up as a game of rugby."
レッズの試合には"rubbish"という言葉がもっともふさわしいだろう、って…。

明るい話題と言えばトゥキリを獲得したことぐらい!?

あぁ、なんか10数年前の虎の縦縞を思い出します。
あのころは勝っただけでうれしかったもんなあ。

次にレッズが勝ったときのお酒がおいしそうだ^^


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